アニメ解説・レビュー

「夜桜さんちの大作戦」アニメを正直レビュー!スパイ×家族がテーマの話題作!

今回は、「夜桜さんちの大作戦」のアニメを見た上で、正直にレビューしていきます!

結論から言うと、「夜桜さんちの大作戦」を見た評価は私基準で10段階中8点です!(評価基準は下に書きました。)

  • 1~3点:あまり良くなかった
  • 4~6点:まあまあ。良い部分もある。
  • 7点:バランスが良い
  • 8点:かなり良い(また見たい)
  • 9点:神アニメ!!
  • 10点:最高の極み!ロングセラーになる予感。

ストーリーの面白さ、キャラクターの魅力、テンポの良さ、作画、テーマのオリジナリティ、キャストと音楽、この6軸で評価を算出しています。(それぞれ10段階で評価!)

「夜桜さんちの大作戦」は、ストーリー展開の面白さ個性豊かなキャラクター豪華なキャスト・音楽などが私の中では高評価でした!

それぞれの評価の理由について、以下で詳しく解説をしていきます。

「夜桜さんちの大作戦」:スパイ×家族の絆が描かれたアクションアニメ。主人公の朝野太陽が幼馴染の六美と結婚し、スパイとして奮闘する話。(週刊少年ジャンプ連載の作品がアニメ化)

「ストーリー」バトルとコメディの融合

「夜桜さんちの大作戦」公式サイト  ©権平ひつじ/集英社・夜桜さんちの大作戦製作委員会・MBS

本作のバトルシーンは、スパイアクションとしての迫力があるだけでなく、ギャグ要素が散りばめられている点も魅力です。

特に、一家全員が協力して繰り広げるミッションは緊張感と笑いが絶妙に混ざり合い、家族の絆を際立たせています。

また、作画やアニメーションのクオリティも高く、視覚的に楽しめる作品に仕上がっています。

後半から急にバトルシーンの比率が高くなっていて、内容も日常のコメディから、犯罪組織タンポポとの因縁の戦いへと、かなりバトル漫画っぽい展開にシフトしています。

タカマツ

正直後半の展開は予想してなくて、びっくりしました。王道バトルアニメの展開へシフトしているように感じます。

ヨシキ

最初は平和な日常×スパイのほのぼの系だと思ってました。シリアスな場面も中盤から増えてて、ハマる人も多かったのではないでしょうか?

「夜桜家」の兄弟をはじめとする個性豊かなキャラクター

「夜桜さんちの大作戦」公式サイト ©権平ひつじ/集英社・夜桜さんちの大作戦製作委員会・MBS

夜桜家は、歴史ある最強のスパイ一家であり、キャラクターそれぞれにユニークな個性が光ります。

夜桜家の凶一郎や二刃をはじめとする兄弟たちは、作中の登場機会がずば抜けて多く、メインキャラと言えます。夜桜家兄弟の一覧は以下の通りです。

「夜桜さんちの大作戦」メインキャラクター
  • 朝野太陽:物語の主人公。平凡な高校生からスパイに成長。
  • 夜桜六美:ヒロインで太陽の妻で夜桜家当主。しっかり者でいつも太陽を支えている。
  • 夜桜凶一郎:夜桜家の長男で、実力・人気共にナンバーワンのスパイ。
  • 夜桜二刃:夜桜家の長女で体術の使い手。近接戦闘のプロ
  • 夜桜辛三(しんぞう):家族の次男で、身体能力が高く武器の扱いに長けている。
  • 夜桜四怨(しおん):家族の末っ子で、技術やハッキングが得意。
  • 夜桜嫌五(けんご):変装のプロ。イタズラ好きな性格。
  • 夜桜七悪(ななお): 夜桜家の末っ子で、薬や免疫に精通している。

その他にも、ヒナギクのメンバーや、タンポポの幹部など魅力的なキャラクターが多数揃っており、作品全体の面白さを支えていると言えます。

ヨシキ

凶一郎は六美の事が好きすぎるがゆえに、六美と仲のいい太陽にお仕置きを与えたり、最初は敵対的な接し方をしているよ。

タカマツ

異常な愛ともとれるけど、妹がすごく大事なんだね。だから太陽は序盤で凶一郎に狙われているのか。

テンポ:序盤はあまり良くないと感じる

アニメ7話くらいまでは、ギャグシーンがかなり多く、メインストーリーがあまり進まないような印象を受けます。

ギャグシーンが多いのも、それはそれで面白いのですが、少し物足りないような気持ちになった方もいらっしゃるのではないかと思います。

ヨシキ

物語がどこに向かってるか分からないような感覚だよね。

タカマツ

そうだね。ギャグシーンが多いのは良いけど、序盤はストーリーの方向性が分からないと感じることはあったかな。

私も、この時点ではアニメを24話すべて見るかどうか迷っていましたが、その後心配は払拭されました。

アニメ8話以降の夜桜家が黒百合党と対立する辺りから、太陽の過去について少しずつ明らかになり、タンポポが登場し、物語のフェーズが大きく変わり、テンポが速くなっているのを感じました。

序盤のどこに向かってるか分からない状態→タンポポの計画を阻止して、太陽の家族の事故の原因を突き止めるという、壮大なストーリーへの転換がテンポの改善に繋がったと考えられます。

アクションシーンの作画がかっこよすぎた

「夜桜さんちの大作戦」公式サイト ©権平ひつじ/集英社・夜桜さんちの大作戦製作委員会・MBS

「夜桜さんちの大作戦」では、主人公の朝野太陽や夜桜家のメンバーが敵組織と戦うシーンも度々ありますが、アクションの作画が非常に綺麗でかつ、ダイナミックだと思います。

普段のコミカルなシーンとのギャップがかなり強く、太陽が開花を片目のみ、覚醒させてタンポポの幹部と戦うシーンなどは個人的に好きな場面です。

ヨシキ

夜桜家の家族が開花能力を使うシーンが特にすごいよね。

タカマツ

そうだね。後半はバトルシーンが増えているし、アクションの細かい動作も丁寧に描かれてるのが凄い!

ちなみに、開花能力とは、夜桜家に代々伝わる能力の覚醒術であり、それぞれのキャラクターによって発言させる力が異なります。その力を使って敵と戦っていきます。

夜桜家の開花について詳しく知りたい方は、下記記事も見てみてください。↓

【夜桜さんちの大作戦】開花の能力まとめ!そもそも開花って何? 本記事はネタバレを含みます!ネタバレを知りたくない方は、アニメor漫画を見てからの閲覧を推奨します。 みなさんこんにちは!アニメ...

家族×スパイがテーマのユニークな設定

『夜桜さんちの大作戦』は、スパイ一家の中に突如婿入りした主人公・朝野太陽が、家族との絆を深めながら成長していく物語です。

ヨシキ

スパイ×家族といえば「SPY×FAMILY」も有名だけど、夜桜さんちの大作戦とはモデルの国も違うし、かなり設定は違うよね。

タカマツ

そうだね。個人的には、「夜桜さんちの大作戦」の方がシリアスなシーンが多めな気がする。

コミカルな日常と緊張感あふれるスパイアクションが絶妙に融合しており、視聴者を引き込む独特の魅力があります。

特に、家族愛や友情が物語の中心に据えられており、スリルと感動のバランスが絶妙です。

キャスト・音楽が豪華

「夜桜さんちの大作戦」はキャストの声優陣・音楽が共に豪華だと言えます。

主要キャラの声優陣をまとめてみましたが、人気声優の方ばかりで、めちゃくちゃすごいです。

主要キャラの声優
  • 朝野太陽川島零士さん
  • 夜桜六美本渡 楓さん
  • 夜桜凶一郎小西克幸さん
  • 夜桜二刃鬼頭明里さん
  • 夜桜辛三興津和幸さん
  • 夜桜四怨悠木 碧さん
  • 夜桜嫌五松岡禎丞さん
  • 夜桜七悪内山夕実さん

オープニングとエンディングの曲については、2クールで、合計4曲が公開されましたが、どの曲も作品の世界観に合っていて、高評価です!

いきものがかりとfripSideがオープニング曲を担当するのは、アニメ好きにとってはたまらないですね。

ヨシキ

いきものがかりは明るい雰囲気で、fripSideの曲はかっこよさ強めで、どっちも名曲だよね。

タカマツ

そうだね。個人的に、firipsideの曲はワクワクする気持ちを沸き立たせる名曲だと思います!アニメ1期は終了したけど、この曲は聞き続けてる。

視聴者からの評価

視聴者のみなさんからは、面白いという意見と、つまらないという意見両方が見受けられます。

確かに、物語の進行とはあまり関係のないギャグシーンや閑話がところどころに挿入されているので、少し退屈に感じる方もいるかもしれません。

ただし、全体的には笑いと感動を同時に味わえる作品として高評価を受けています。

家族愛をテーマにした感動的なシーンも多く、幅広い年齢層におすすめ出来る内容となっています。

まとめ

『夜桜さんちの大作戦』は、家族とスパイというテーマで展開されるアクションとコミカルのバランスが良い作品です。

私なりに、「夜桜さんちの大作戦」のどこが高評価ポイントだったか最後にまとめてみました。

「夜桜さんちの大作戦」高評価ポイント
  • バトルとコメディの融合
  • 「夜桜家」の兄弟をはじめとする個性豊かなキャラクター
  • アクションの作画が非常に綺麗
  • 家族×スパイがテーマのユニークな設定
  • キャスト・音楽が豪華

アクション、コメディ、感動が一体となった魅力的なストーリーと、個性豊かなキャラクターたちが視聴者を楽しませてくれます。

スリルと温かさが混じり合ったユニークな作品を、ぜひ体験してみてください!