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「魔法科高校の劣等生」来訪者編と追憶編は面白い?アニメ感想まとめ!

みなさんこんにちは!アニメ好きのタカマツです。

今回は、「魔法科高校の劣等生」アニメの来訪者編と追憶編を視聴した感想の紹介をしていきます。

魔法科高校の劣等生「来訪者編」と「追憶編」のネタバレを一部含みます。内容を知りたくない方は、ここで引き返すことをオススメします。

来訪者編と追憶編はどんな話?

魔法科高校の劣等生 来訪者編』は、2020年の10月から12月まで放送されたアニメシリーズの2期に当たる作品です。

USNAの魔法師アンジェリーナ・クドウ・シールズ(リーナ)が登場し、彼女と達也の対立と協力を描いた物語です。

追憶編』では、達也と深雪の兄妹関係の秘密が明かされ、過去のエピソードを通して二人の絆がより深く描かれました。

放送時期は、2021年の12月から放送された全3話で構成されている章です。

来訪者編の感想

dアニメストア  ©2019 佐島 勤/KADOKAWA/魔法科高校2製作委員会

この章では、リーナが新キャラクターとして加わり、物語に新たな刺激をもたらしました。

リーナは、USNAの最強魔法師「アンジー・シリウス」として、第一高校へスパイとして留学します。

リーナの登場により、異なる国家間の緊張感が生まれ、物語に深みが増しました。

彼女が抱える葛藤や、任務を超えた友情の芽生えが丁寧に描かれており、キャラクター同士の関係性が物語を一層引き立てています。

また、バトルシーンの演出も見どころの一つで、特に達也とリーナの戦闘シーンは緊張感に満ちた素晴らしい演技でした。

達也とリーナの共通点に注目

リーナはUSNAの最強魔法師「アンジー・シリウス」として活躍していますが、強大な力を持つが故に、軍人として国のために力を尽くしてきたため、自由は少なく、行動も抑制されてきました。

その境遇は、ガーディアンとして生きてきた達也とも類似しており、2人の共通している部分が「来訪者編」の魅力をより引き立たせていると思います。

達也も、幼いころからガーディアンとして生きてきたため、リーナには共感する部分があり、リーナに対して「もし、軍を辞めたいなら力になれる」と声を掛けているシーンがあります。

パラサイトとの戦いにワクワクする!

魔法科高校の劣等生「来訪者編」では、パラサイトという異界の情報体と戦闘が繰り返されます。

リーナはUSNAの任務の元、パラサイトと戦い、達也と深雪もレオがパラサイトに攻撃されたことをきっかけに参戦します。

最初は、対立していた達也とリーナが、パラサイトと戦うために協力するシーンが印象的でした。

また、パラサイトは情報体のため、宿主の体を傷つけたとしても、本体にダメージがあまりないことから達也も一筋縄ではいかない展開にワクワクしました!

追憶編の感想

dアニメストア ©2019 佐島 勤/KADOKAWA/魔法科高校2製作委員会

「追憶編」では、達也と深雪の過去について丁寧描かれました。

特に、達也が深雪を守るために尽力し、彼女に強い信頼と愛情を示すシーンは、感動的で視聴者に強い印象を与えます。

過去の回想シーンは、兄妹の関係性のルーツを知る上で重要な内容となっており、視聴者が彼らの絆に納得しやすくなりました。

このエピソードでは、キャラクターの感情がより丁寧に表現されており、視聴後には兄妹の絆が深く胸に響く作品でした。

桜井穂波との別れ

「追憶編」には、桜井穂波というキャラクターが登場します。

桜井は、人工的に作られた調整体のうちの1人で、深夜のガーディアンを務めていますが、深雪や達也のことを何かと気にかけているシーンが目立ちます。

ヨシキ

穂波さんは、深雪と達也にとってお姉ちゃんのような存在だよね。

タカマツ

そうだね。達也に対してもただのガーディアンではなく、弟のように接している!

しかし、穂波は沖縄での戦闘の際に、達也を守るために、魔力を使用しすぎたために、命を落としてしまいます。

分かれ自体は非常に悲しいことだと思いますが、達也と深雪が成長するきっかけとして非常に重要な局面だと思われます。

達也と深雪の関係性への理解が深まる

「追憶編」では、達也と深雪がまだ今のような仲睦まじい関係性では無かった所から始まります。

2人の幼い頃のシーンが見れてとても新鮮だったのもありますが、元々深雪は達也に対して苦手意識を持っていたことが、かなり衝撃でした。

ヨシキ

今のラブラブな関係からは想像もつかないよね。

タカマツ

そうだね。追憶編を見ることで、達也と深雪がどうやって今のような関係になったのか知れる!

そのため、どのようにして、達也と深雪は互いの仲を深めることになったのか、流れを理解することが出来る展開となっています。

また、達也のルーツについても語られており、少し胸が痛くなるシーンもありました。

バトルとストーリーのバランス

来訪者編と追憶編の双方において、バトルとストーリーのバランスが良好であり、魔法やバトルが見応えある一方、キャラクターの心理描写も丁寧に描かれています。

視覚的にもスピード感のある戦闘シーンや、戦略的な展開が多く、視聴者を飽きさせない演出が光ります。

特に、追憶編で達也が使用する戦略級魔法の「マテリアルバースト」が視覚的にも迫力があり、観る者を引き込みます。

ファンからの評価と反応

ファンの間では、リーナと達也の対立と成長、そして兄妹の絆が一層強く描かれることに好評が寄せられています。

異なるバックグラウンドを持つキャラクターが登場することで、物語がさらに豊かになり、視聴者の共感を得ています。

まとめ

魔法科高校の劣等生 来訪者編と追憶編』は、アクションと心理描写の両方がバランスよく楽しめる内容となっており、キャラクターの成長や関係性の深化が見どころです。

個人的には、達也と深雪のルーツに迫る「追憶編」はとても印象深かったです。

達也の恵まれない境遇や、深雪の達也に対する気持ちの変化などが丁寧に描かれていると思います。

もし、「魔法科高校の劣等生」来訪者編と追憶編を見て皆さんが感じたことがあれば、上記Xのポストにリプライで反応をお待ちしてます!