「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」のアニメを12話まで見たので、作品に対する正直なレビューをしていきます。
結論から言うと、「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます。」は、私基準で言うと、10段階中7点の評価でした!(個人的な評価です)評価基準は下に書いておきます。
- 1~3点台:あまり良くなかった
- 4~6点台:まあまあ。良い部分もある。
- 7点台:バランスが良い
- 8点台:かなり良い(また見たい)
- 9点台:神アニメ!!
- 10点台:最高の極み!ロングセラーになる予感。
ストーリーの面白さ、キャラクターの魅力、テンポの良さ、作画、テーマのオリジナリティ、キャストと音楽、この6軸で評価を算出しています。(それぞれ10段階で評価。小数点以下は切り捨て)
「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」は、キャラクターの魅力、テンポ、作画などを高く評価しました!それぞれの評価の詳細を以下で解説します。
ややテンプレ的な部分もあるが、ロイドのチートぶりが清々しい展開
転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます公式サイト ©謙虚なサークル・講談社/「第七王子」製作委員会
「転生したら、第七王子だったので気ままに魔術を極めます」は魔術の探究心はあるのに、才能が全くないために、命を落とし、前世の記憶を持ったまま、王国の第七王子:ロイド・ディ・サルームに転生するところから始まります。
転生後、ロイドは、類まれなる魔術の才能に恵まれて、幼くして様々な高等魔術を習得していきます。(莫大な魔力量と、使える魔法の多さ、知識などがロイドをあっという間にチート級の実力に進化させます)
ロイドは魔術の才能と熱意どちらも持った存在だから、チート級に強いのか。
普段は実力を隠しているけど、いざという時は高等魔法を連発してめちゃくちゃ強い。
主人公がチート級に強いという点では、やや異世界系のテンプレ的ともいえますが、敵の強さ設定が適切なため、ロイドも苦戦を強いられるような展開があり、面白いです。
また、ロイドは王位継承権をもたないため、魔術の研究をしたいという欲望をとことん追求していきます。
魔術の研究を阻害されないように、ロイドは自分の実力を隠しており、コソコソとバレないように立ち回る姿も本作品の特徴といえます。
実力がバレたら何が問題なの?
王位継承の競争に巻き込まれて、魔術の研究に没頭出来なくなることが、ロイドにとって大問題だからだね。
シルファやタオをはじめとする魅力的なキャラクター
転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます公式サイト ©謙虚なサークル・講談社/「第七王子」製作委員会
シルファ、タオ、アルベルト、暗殺ギルドのメンバー、グリモなど魅力的なキャラクターが勢揃いしていて、制作側が力を込めているのが伝わってきます。
シルファは人気投票でたびたび1位を獲得している女剣士兼ロイド専属のメイドであり、私も好きなキャラの一人です。
メインキャラを以下にまとめてみました。
主要キャラクターの一覧
- ロイド:サルーム王国第七王子。前世の記憶を持ったまま転生し、飽くなき魔術への興味と才能を持っている。
- グリモ:かつて王国を恐怖に陥れた魔人。ロイドの配下になる。
- シルファ:ロイド専属メイド。剣の実力がすさまじい。
- タオ:気術を使って戦う冒険者。イケメンには目がない
- アルベルト:サルーム王国第二王子で、ロイドの頼れる兄。温厚な性格で多方面に才能を発揮している。
- レン:暗殺ギルドの一員で特異な体質を持っている。毒の”ノロワレ”
このように、個性豊かなキャラクターたちが活躍しており、他にも魅力的なキャラが複数登場します!
第二王子のアルベルトも、シルファもロイドのことを溺愛してるのが良いよね。
ロイドが可愛くて仕方無いんだろうね。ロイドが大事にされているのが伝わってくるよ。
作品のテンポがよく、12話に綺麗に収まっている
「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」は全12話で構成されており、作品を通して、テンポは良く作られていると思います。
アニメ1期では、悪魔の貴族「ギザルム」との対決が終了するところまで、進んでおり、アニメ2期も制作は決定しています。
テンポよくストーリーが進んでいくから、飽きることもないし、12話があっという間に終わる感覚!
そうだね。12話にうまく内容がまとまっていると思う!
可愛らしいタッチの描写とド迫力アクションのギャップが最高!
普段は可愛らしいタッチでキャラクターが描かれていて、主人公のロイドは女の子と言っても通用するようなキャラクターデザインです。
ギャグシーンとアクションシーンの緩急が非常に強く、戦闘シーンの作画の綺麗さ、ダイナミックさ、細かい部分の描写どれをとっても、レベルが高いと思います。
ギャグシーンは、「ホフテピピック」のようなおもしろおかしい作画で描かれています。
確かにギャグシーンで作画がめちゃくちゃ変わってる気がする。
それがこの作品の魅力の1つであり、アクションシーンとの良いギャップを作り出している。
可愛らしいデザイン→戦闘シーンの洗練された作画。このギャップが多くのファンを魅了する一つの理由だと考えられます。
男女問わず、人気があることにも関係していそうです。
第七王子という設定がユニーク
主人公のロイドが王国の第七王子に転生する設定が他の異世界系作品と比べてユニークです。
異世界系でよくあるのは、普通の家の子供として転生し、冒険者などの仕事で成り上がる話設定なので、差別化ができていると思います。
そして、王位継承権の無い第七王子というのも、ロイドが魔術を極める上で重要なファクターですね。
キャスト・音楽も原作の雰囲気に合っていて、良い感じ!
声優陣やオープニング、エンディング曲は作品の雰囲気とマッチしていて、良い感じだと思います!
メインキャラの声優は実力派の方々が揃っていて、私が好きな他の作品の人気キャラを担当されている人もいました。
主要キャラの声優一覧
- ロイド:小市眞琴(シャングリラフロンティア:オイカッツォ役など)
- グリモ:ファイルーズあい(ジョジョ:空条徐倫役など)
- シルファ:Lynn(君の膵臓を食べたい:山内桜良役など)
- タオ:関根明良(先輩はおとこのこ:蒼井咲)
- アルベルト:堀江瞬(彼女お借りします:木下和也)
- レン:高橋李依(Re:ゼロから始める異世界生活:エミリア役)
人気声優の方が揃っていてすごい!Re:ゼロのエミリア役を務めている高橋李依さんも出演してるんだね。
そうだね。小市眞琴さんや高橋李依さんなど、個人的に好きな作品のキャラの声優が出演しているから最高!
オープニングとエンディング曲もロイドの可愛さが120%表現されているので個人的に高評価です。
まとめ
今回は、「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」のアニメについて、正直にレビューしました。
結果は10点中の7点となりました(全体のバランスが良い)。個性豊かなキャラクターたちと、ロイドのチート魔術で敵を薙ぎ払う爽快感、豪華キャストなどが高評価なポイントです!
アニメ2期も決定しているので、今後も最新情報をチェックしていきたいと思います!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。