アニメ解説・レビュー

「月が導く異世界道中」のアニメ2期までを正直レビュー!視聴者の評価も紹介!

「月が導く異世界道中」のアニメを2期まで見た上での個人的な評価をまずは紹介します!

結論から言うと、10段階中7点です!(評価基準は下に書きました。)

  • 1~3点:あまり良くなかった
  • 4~6点:まあまあ。良い部分もある。
  • 7点:バランスが良い
  • 8点:かなり良い(また見たい)
  • 9点:神アニメ!!
  • 10点:最高の極み!ロングセラーになる予感。

ストーリーの面白さ、キャラクターの魅力、テンポの良さ、作画、テーマのオリジナリティ、キャストと音楽、この6軸で評価を算出しています。

月が導く異世界道中」は、和の文化を取り入れている所や、個性豊かなキャラクターたちが個人的に高評価ポイントだと思います。

ヨシキ

ストーリーとキャラクター、キャスト・音楽の点数が高めになってるね。

タカマツ

なんで点数を高くつけたのか?以下でその理由を解説していくよ!

「月が導く異世界道中」の概要

原作はあずみ圭氏のライトノベルで、異世界に召喚された主人公・深澄真(マコト)の冒険や仲間との出会い、成長が描かれた作品として、多くの視聴者に親しまれています。

以下では、それぞれの評価ポイントの詳細を解説していきます!

ストーリーの評価

dアニメストア ©あずみ圭・アルファポリス/月が導く異世界道中製作委員会

異世界ものの中でも、ただ主人公が最強で、何事もうまくいくストーリー展開では無い点がユニークな特徴です。

主人公の真(マコト)は異世界に召喚されるものの、女神の工作によって、人間社会に適応できず、魔物や亜人たちと行動を共にすることに。

主人公が強大な力を持ちながらも、普通の異世界人として振る舞う点がユニークで、視聴者にとって新鮮な要素となっています。

主人公が異世界転生後にチート能力を持っていて、その力ですべてが成功する展開も面白いですが、飽きてしまいがちですよね。

ヨシキ

マコトは主人公だけど、異世界では見た目が醜いと言われたり、人間の言葉が話せないなど、恵まれない状況から始まる。

タカマツ

よくある主人公がチート能力を待ってて、何事も上手くいってしまうテンプレ展開では無いところがポイント!

ただ、主人公がチート能力を持っている点では、テンプレ異世界系と共通なので、それを好むかどうかで評価は変わってくると思います。

キャラクターの魅力

真の他にも、従者として行動する上位竜の巴(トモエ)や黒蜘蛛の澪(ミオ)といった個性的なキャラクターが登場します。

巴は、「亜空」という別空間を作り出す能力を持っていて、マコトはこの亜空の中に、自分と亜人たちが暮らす生活圏を構築していきます。

タカマツ

巴は凛としていて、強く美しい女性のイメージがぴったりのキャラクターで、時代劇を好んでいる。

澪は、元々は分別なくすべてのものを捕食する蜘蛛の怪物でしたが、マコトに出会い、その強大な力を前に従者となることを決意します。

ヨシキ

澪はお淑やかでマコトへの好意が全面で出ているキャラクター!

タカマツ

2人とも個性豊かで、戦闘力もめちゃくちゃ高いから、戦いでも活躍してる!

「月が導く異世界道中」は巴と澪以外にも、「エマ」や従者の「シキ」など魅力的なキャラクターが揃っているため、キャラクターの完成度は高いと思います!

展開のテンポは良いのか?

ここからはアニメ2期の内容も含まれます。まだ見ていない方はここで引き返すことをおすすめします。

展開のテンポの良さについては、1期に比べて、2期では進みが遅いと感じる場面がいくつかありました。

マコトは、学園の教師として働くことになるのですが、教師になってからの学園でのエピソードが少し多すぎるのかなと思うところもあり、この辺りで少しテンポが良くないと思いました。

ヨシキ

テンポが少し良くない場面もあったのか?

タカマツ

まあ、2期全部ってわけじゃないけど、平和な展開が続きすぎると物足りなく感じるのはあるよね。

2期も後半にかけてはダイナミックな戦闘シーンが増えて、テンポも良くなっていると感じました!

アニメーションと作画

アニメーションのクオリティに関しては、戦闘シーンや背景描写に細かい工夫が見られます。

派手なエフェクトや流れるようなアクションシーンが特徴で、戦闘シーンの迫力がファンにとっての見どころとなっています。

ヨシキ

戦闘シーンの迫力があるんだね!

タカマツ

マコトが弓矢を使って敵を薙ぎ払うシーンの爽快感がたまらない。マコトの現世での弓道経験を活かした戦法で、弓を引く動作の描写が凄く細かくて丁寧!

戦闘シーンに力を入れている制作会社側の意図がひしひしと伝わってきます。

声優陣と音楽

主人公・深澄真を演じるのは花江夏樹さんで、彼の安定した演技がキャラクターに深みを与えています。(花江夏樹さんは「鬼滅の刃」炭治郎役などを務めている人気声優です。)

また、巴役の佐倉綾音さんや、エマ役の鬼頭明里さんも魅力的な演技を披露しており、キャラクターの個性を引き立てています。

音楽についても、オープニング・エンディング曲ともに作品の世界観に合っており、視聴者に好印象を与えています。

タカマツ

花江さんの声は穏やかな主人公にぴったりで作品の世界観ともマッチしてる!音楽なら2期1クールのop曲、須田景凪さんの「ユートピア」が個人的に気に入ってる!

ヨシキ

OP、EDともに良い曲が揃っていて高評価!須田景凪さんは「シャルル」が代表作のアーティストだよね。

総評と視聴者の反応

『月が導く異世界道中』は、異世界ものが好きな視聴者には高評価を得ています。

主人公が理想的なヒーローではなく、異世界で試行錯誤しながら成長する姿が新鮮で共感を呼びます。

主人公最強という設定は他の異世界作品と似ている部分があるけど、他にない魅力を感じるとの意見も上がっています。

ヨシキ

声優の方々の演技力やキャラクターの個性豊かな部分がこの魅力に繋がっていそう。

タカマツ

そうだね。テンプレ的な異世界展開もありつつ、マコトの恵まれない境遇などオリジナリティ溢れるテーマなどが作品としての完成度を高めていると思う。

キャラクターの個性やバトルシーンの演出が評価され、多くの視聴者に支持されています。

また、異世界道中というタイトルからも連想できますが、本作には「」や「ツクヨミ」、「着物」、「時代劇」など和の要素が節々に織り込まれているのもユニークな点だと思います。

メインヒロインの巴と澪が着物を着ている姿に魅了されるファンの方々も多いと思います!

まとめ

月が導く異世界道中』は、異世界ものの中でもキャラクターの魅力やユニークな設定が光る作品です。

テンポが良くないと感じる場面もありますが、それを上回るキャラクターの個性と、視聴者を引き込むストーリー展開が好評を得ています。

月が導く異世界道中の評価
  • ストーリー:主人公最強系だけど、マコトの苦労も描写されててGood!
  • キャラクター:巴や澪など魅力的なキャラ多い
  • テンポ:2期の途中で少しテンポの悪さを感じる
  • 作画:いい感じ。特に戦闘シーンはマコトのチートぶりが清々しい
  • テーマ:和文化×異世界で、オリジナリティがある
  • キャストと音楽:人気声優が勢ぞろい!OP、EDも作風とマッチしている。

10段階中7点と個人的に評価しましたが、「月が導く異世界道中」は、マコトの奮闘する姿や魅力的なキャラクターが揃っているバランスの良い作品で、人気も高いです。

アニメ第3期も決定しているので、興味のある方は、ぜひ見てみてください!